Chansons de Blilitis

Mezzo soprano 光明千華子 横浜市を拠点に演奏と、声楽や合唱のレッスンもしています。空手ガチ勢。中学で合唱してたら勢い余って声楽家になっちゃった!

練習についての私の考え方

出演情報 🎶 J.S.バッハ作曲「マタイ受難曲」🎶
ハイルマン合唱団&オーケストラ
2026年4月19日(日)ミューザ川崎シンフォニーホール
詳細は決まり次第お知らせします!

🎵 🎵 Bilitis声楽教室(横浜・港北区)|体験レッスン受付中!

▶ 体験レッスンのお申し込みはこちら
PVアクセスランキング にほんブログ村

私はレッスン時、基本的に大人の生徒さんには、
練習はできないものという前提で話をしています。
趣味の方、プロまたはプロ志望でも同じです。

練習メニューを提案するときも、
こんな練習 / この練習をしてください、ではなく、
もし練習ができそうだったら、こんな練習をしてみてください
という言い方をするように気をつけています。

大人の場合、練習したい気持ちがあっても、
仕事や家事、家族イベントや体調など、
どうしても思うように練習できないことがあるからです。

それにそもそも
自宅に大きな声で練習ができる部屋があるという方って、
そんなに多くないですよね?

練習するにしても
騒音を気にしながら歌うんじゃないですか?
練習時間が取れたとしても、
自分で納得できるいい練習ができる状況にある方は
めったにいないと思います。

それなのに私が
生徒さんへ「練習してください」とだけ言うのは、
ただただ生徒さんを
無駄に追い込むだけなんじゃないかと思うのです。

私は生徒さんが
「練習ができない、どうしよう!」と不安になって、
緊張しながらレッスンに来るよりも、
「練習できませんでした!」
と堂々とレッスンに来てくれるほうが嬉しいです、
ほっとします笑

どちらの場合もレッスンでやることは同じです。
一緒に質の高い練習をし、
よいイメージをつくる作業をします。

不安でも開き直ってもやることは同じなら、
少しでも苦痛な時間は少ない方がいいですよね。
だから練習がたりてなくても安心して、
開き直って歌いに来てください!大丈夫です。

練習しなければというプレッシャーがあると、
練習へのハードルだけでなく、
歌うことそのものへのハードルも爆上がります。
そのままにしておくと、
もう歌いたくない…というところまで余裕でいきます。

そうなるくらいなら、
練習のハードルを思いっきり下げて、
サクッと気軽に歌った方がいいです。

練習ができなかったらそのままレッスン来ればいいし、
大きい声が出せないなら言葉を読んでくるだけでいい、
声出す気分じゃなかったなら
本番想定でかっこよく舞台に登場して
お辞儀する練習を1回だけしてきてくれても構わないです。
結構真面目に言ってます。

この気軽さを積み重ねることで、
結果としていい気分で歌う総量は多くなっていきます。
そうすれば上達もするし、
歌うことそのものも楽しめるので大丈夫です!
気軽で大丈夫。

🎵 🎵 Bilitis声楽教室(横浜・港北区)|体験レッスン受付中!

Bilitis声楽教室は、横浜市港北区神奈川区を中心に活動しています。
「大人になってから声楽を始めたい」「何歳からでも音楽を楽しみたい」という方をはじめ、
小学生からシニアの方まで、幅広い世代のレッスンに対応しています。
初心者の方も安心して学べる、やさしく丁寧な指導を行っています。

▶ 体験レッスンのお申し込みはこちら

にほんブログ村 音楽ブログへ