今日ジムに行って、
バーベルをあげてきました!
その帰り道にふと思ったのですが、
やっぱり私は、
声楽をやるならば
スポーツもやってほしい
と考えています。
他の先生はなんて言うかわからないけど、
私は、
楽器としての体をつくるために
スポーツは必須!
と言いたいくらいの気持ちです。
歌には、全身の体力と連動が必要です
私は、可能ならば、
どの生徒さんにも
スポーツをやってほしい
と思っています。
楽器作りとして、
積極的にやってほしいです。
特に受験生や
プロ志望の方ならなおさらです。
学校で運動部に入ってみるとか、
週2くらいで何か習いに行くとか。
理由は単純で、
歌には全身の筋力と連動、
そして呼吸の技術が必要
だと思っているからです。
ジャンプや切り返しなどの動作で
脱力も身につきますし、
物を投げたり、
大きく体をそらす動作では
全身の連動をともなう呼吸の
感覚が身につきます。
動きの激しい競技では、
苦しい中で
効率よく呼吸する技術も身につきます。
私自身、子どもの頃は
新体操をやっていました。
高校〜社会人になってしばらくは
何もしていませんでしたが、
30歳近くなってからモダンバレエを始め、
今はフルコンタクト空手をやっています。
正直、これだけ体力があると笑
声のパワーが足りない
という感覚は一切ありません。
空手は腹筋をすごく使うので、
むしろ若い頃より歌いやすくなった
と感じています。
どんなスポーツがいいかと聞かれたら
種目は、とりあえず
何でもいいと私は思っています。
- 肺活量が上がるから水泳がいい
- ボディメイク系の競技は歌の呼吸に合わない
- 新体操やバレエの引き上げは歌と違う
などの話は聞いたことがありますが、
正直、何でもいいから
体を動かしてほしいです!笑
強いて言えば、
私は立ち技系のスポーツが
いいかなと思います。
水泳よりも、
陸上や氷・雪の上で
自分の足で立つ競技。
つまり、重力の中で
自分の足で体を支えるスポーツのほうが、
歌にはつながりやすい気がしています。
体力が上がるだけで、歌が変わる
生徒さんを見ていても、
全身の体力アップだけで
解決してしまいそうだと
思うことは多いです。
いくら喉のフォームがよくても、
体の使い方がうまくても、
- 筋力
- 「もうちょっと体を強く使う」という意識
- 長時間歌い続けられる持久力
がないと、
どうにもならない場面があります。
実際、ホールで歌うときは、
まず声をホールの奥まで
届けることができてから、
やっと次の話ができます。
高い声も、最初は大変だけど、
ある程度大怪我しないところまで
技術がきたら、
多少荒くてもまず声を出す。
出たところで磨いていく。
その「まず出す」段階には、
パワーが必要です。
この最低限のパワーをつける意味でも、
私は積極的に
スポーツをしてほしいと思っています。
私はこんな考え方で
レッスンしています。
もしかしたら!?
ちょっと変わったやり方かもしれません。
声や体のことを
じっくり考えながら練習したい方には
おすすめです!
「面白そうだな」と思った方は、
ぜひ気軽に体験レッスンにいらしてください♪
