コンサートを数か月後に控えている
社会人の合唱チームでのことです。
音取りの段階で
合わせ練習をしました。
結構難易度の高い無伴奏の曲です。
どのパートも、
だいたい音が取れている
という感じでした。
目次
音は取れたのに、ハーモニーは合わない
でも、ハーモニーが合わないんですよね。
なんででしょうか。
ちょっと厳しいかもしれないと思ったけど、
私はみなさんに
こんなようなことを伝えました。
- この曲をこう歌いたいっていうイメージは浮かんできませんか?
- どう歌いたいか、これはどういう曲なのかという感覚に敏感になってほしい
- 音が取れていようと取れていなかろうと、今の時点でそれを表現してほしい
表現を意識すると音色が変わる
これを伝えたうえで
もう一度歌ってもらったら、
もう全然音色が違いました。
その前まではバラバラだったのが、
なんとなく、ぎゅーっと合ってきました。
合唱・声楽アンサンブルは、
各パートの音が合っているからといって、
全体が合って聞こえるとは限りません。
音が合ったうえで、
雰囲気まで揃ってはじめて
合ってるな〜と感じられます。
(ここでいう雰囲気とは、
音量のバランスや音色など、
技術的な要素を総合した感覚のことです。)
「音取り」と「表現」を分けない
みなさんにはぜひ、音取りの段階から
美しく歌う意識を
持ってほしいなと思います。
特に社会人のチームは、
プロや学生のように
長い練習時間を確保できないですよね。
だからこそ、
1回の練習でできるだけ中身を濃く、
一歩でも先へ進めてほしいのです。
まずは音を完璧にしてから、表現をと
後回しにする必要はありません。
音程だけでなく、
雰囲気も合わせる意識を持つこと
この二つを同時並行で進めて
いち早く、曲を完成させましょう!
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