Chansons de Blilitis

Mezzo soprano 光明千華子 横浜市港北区・神奈川区を拠点に演奏と、声楽や合唱のレッスンもしています。空手ガチ勢。中学で合唱してたら勢い余って声楽家になっちゃった!

今没頭したいこと

歌うなら、やっぱりうまくなりたい。
その気持ち、全力で応援します!

🎵Bilitis声楽教室(横浜・綱島・東神奈川)

🎤 声楽・ボイストレーニング個人レッスン

プロ志望・音大受験から、趣味を極めたい合唱経験者まで。
一人ひとりの「こう歌いたい」を大切に指導しています。
曲選びも歌い方も、自分で選べる歌手を目指します。

少人数制で質の高い指導を大切にしています。
向上心のある方、じっくり学びたい方、お待ちしています✨

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苦しいことばかりだった学生生活のなかで唯一、
安らぎと喜びを感じ、
没頭できたのが修士論文の執筆でした。
歌じゃないのかよ!とつっこまれそうですが、
残念ながら歌じゃないですね。
というかあの頃、歌を心から楽しいと思ってた学生って、
私の周りにどのくらいいたのかな?
まいっか笑。その話は、機会があれば。

 

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研究テーマはLisztの歌曲でした。


もともとRavelをやりたかったのにMahlerに決まっちゃって、
手をつけ始めてからLisztに変更になったという経緯があります。
はっきり言ってLisztは大嫌いだったので、
テーマに決まった当時は最悪な気分でした。


そして、論文のテーマがLisztになったということは、
修士の演奏試験でLisztに重きを置いたプログラムを歌うことを意味します。
このことも嫌すぎてたまりませんでした。

有名どころの曲も嫌いなのばっかりで、もうやだやだ。
でも、楽しみにしていた論文は、いいものを書きたい。

 

追い込まれた私は考えます。
むしろ徹底的に嫌いなところを洗い出せばいいんだ、
嫌いと感じたところはLisztらしいところ、ってことだろう。
Lisztらしさがわかれば、何を研究すべきかが見えてくるはず。
よっしゃボロカスに言ってやる!Lisztもう死んでるし!

 

と、すぐに気持ちを切り替えて曲の分析をはじめました。

 

ボロカスに言う気でする楽曲分析は、最高に楽しかったです。
Lisztは曲の改訂を何度もしていて楽譜も残っているものが多いのですが、
だいたい初稿はつっこみどころが満載でした。
うわ〜下手くそ!とか、
変わった和声にしたいのにバスを基本形ばっかにしたら安定しちゃうだろ意味なし!
と心の中でひどいことを言いながら、
手に入った全ての声楽ソロの曲に目を通しました。

 

楽曲分析も量をこなすと、『Lisztらしさ』がだんだんと見えてきました。
私は何に対してLisztらしいと感じたのか。
もっと確かなものが知りたくて分析を進めると、
ある曲でものすごくおかしな箇所を見つけたのです。

 

そこからは、ガンガン研究分析執筆提出!でおしまいです。
徹夜もしたし骨の折れる作業もあったけど、
書いてる最中はずっと楽しかった。
けれど大学院終了後は、それを忘れていることが多かったです。

 

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今私は、実験だ論文だと頑張っている人たちの中で仕事をしています。
彼らを見ると時々、この脳汁体験を思い出します。
まだ書きたい、もっと研究したい、もっと書きたい。


そういえば社会人になってから、
研究を続けるために大学院を探したことがあったのを思い出しました。
今日は電車の中でテーマを探しました。
家に帰ったら、一応所属している学会から学会誌が届いていました。

 

・・・もう何なのよ。困ったな。

 

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レッスン | 光明千華子 メゾソプラノ